大谷選手とマンダラチャートと孫正義氏
メジャーリーグの大谷選手がすごい記録を出しましたね。
サイクル安打の達成です。(1試合で安打、2塁打、3塁打、本塁打を達成)
日本人選手ではメジャーで初、投手以外の守備位置についたことない人では史上初ということです。
私はメジャーリーグが好きでよく見ているのですが並み居る外国人選手の中でも
大谷選手の身体能力は図抜けたものがあります。
でも、ただ身体能力が図抜けているだけではなく、大谷選手は常に自分を
コントロールして目標に向かって調整することができる能力
というのがすごいんですよね。
大谷選手は高校1年のときからマンダラチャートというものを
作っているそうです。
これは仏教の曼荼羅をヒントに、経営で使われるようになったチャートです。
ビジネスでは事業計画や商品開発、問題解決などに活用されています。
形は四方形で、3×3の9つの四角形で構成されたものです。
そして、一つずつの四角形は、それぞれ9つのマスに区切られています。
このチャートは、「目標達成シート」として活用されることも多いのですが
大谷選手は、高校のころからこのチャートで自己を律し、
目標を達成していたのです。
これに書いてあることが完全に高校生離れしているのです。
引用:日刊スポーツ
真ん中にある”ドラ1 8球団”この目標から何をすべきかということが
体づくりから人間性にいたるまで8個に分かれ
さらにそのために何をするかというのが具体的に記されているのです。
高校生のときからこれに基づき行動しているのは並大抵ではないですね。
「孫の二乗の法則」という本を思い出しました。
孫氏はゼロから、今や売上10兆円近いグループまでに育て上げ
まだまだ破竹の勢いを持っていてとどまるところを知らないのですが
その孫氏が20代の頃に自ら考案し、以来常に人生・経営の指針として
きたものがそれは兵法書である『孫子』からピックアップした14文字に、
独自に考え出した11文字を組み合わせた「25文字」の文字盤で表されている
ものなのです。
これは5×5の四角形に記されており、これを片時も忘れないことで、
孫はこれまで幾多の苦難を乗り越えてきたということです。
その25文字とは
道天地将法
頂情略七闘
一流攻守群
智信仁勇厳
風林火山海
であり、この意味としては
頂・・・ビジョンを鮮明に思い描く
情・・・情報を可能な限り集める
闘・・・勝率7割と見たら果敢に戦う
などとなっており、自らの行動指針となるものを常に持っているという点では
共通するものがありますね。
並外れた結果を残す人は常に自分の指針、目標なりを
持ってそれに沿って行動しているからこそブレがなく
目標達成まで行けるのですね。
これはマネしたいところですね。