働くことのあれこれを綴るブログ

働き方改革やら労働問題に関わるコトなどについて書き綴ります

ドトールコーヒーの新たな採用方法とは

これからの時代の少子化、生産人口の減少に

伴う人員不足は、日本のさまざまな業界に

共通する課題となっています。

 

また、時代とともに働き手の価値観も変化し、

これまでとは違う働き方を求めるようにも

なっています。

 

店舗のアルバイトの8割が大学生

というカフェ・チェーン

ドトールコーヒーショップ」も以前の学生は

1日8時間週5日働くことを希望する人が

多かったようです。

 

これなら、店舗側も採用してもシフトを

組みやすかったので、学生アルバイトに

対しての悩みはあまりなかったようなのです。

 

しかもカフェということでおしゃれな

イメージもあり人手不足とまではいかなかった

ようです。

 

しかし、最近の学生はお金よりも

自分の時間重視ということなのでしょうか。

1日3時間で週2日を希望など細かい指定の

応募者が増えてきているそうです。

 

そうなると、店舗側としてはそういう人

ばかりではシフトがなかなかうまく

組めないといった問題が出てきてしまいます。

 

で、止むを得ず不採用という形を

取らざるを得ないということになります。

 

その課題に対してドトールでは、

エリア採用という採用方法を取り入れた

のです。

 

これは働く店舗を指定しないで

その周辺の何店舗かを含むエリアで

働いてもらうことを条件に勤務してもらう

という制度です。

 

これならば、細かい指定の応募者に対しても

複数の店舗でうまく人員を配置することで

働き手の希望を叶えることが可能

となるのです。

 

そして、この際にテクノロジーの力を

取り入れ働きたい人の情報を一元管理し

 

人員がいない空き店舗の空き時間情報と

働き手の希望勤務時間のマッチングなどを

行ってもらうのです。

 

または、短期間のみ集中的に働きたい

などの要望にも応えることができます。

 

このシステムがうまくいけば、

主婦や高齢者など、今まで働きたくても

働けなかった人や副業などにも有効ですし、

 

また、他のサービス業と提携することで

更に働ける範囲も広がるのでは

ないでしょうか。

 

このエリア採用という方法は

新たな働き方の推進となりそうですね。