働くことのあれこれを綴るブログ

働き方改革やら労働問題に関わるコトなどについて書き綴ります

副業から始まったのに今や巨大企業になった会社の話 その2

お次は、スポーツメーカーの

アンダーアーマーです。

 

このメーカーは1996年に創業し

四半期連続で20%以上の成長を続け

 

2014年にはアメリカのスポーツ衣料で

アディダスを抜き2位となり、

特徴あるアイコンのロゴは一躍有名に

なりました。

 

ボルチモアという失業率や犯罪率の

高い場所に創業したアンダーアーマーは、

これまでスポーツ用品を扱うビジネスの

成功の定石である、

 

資金力をバックに著名なアスリートを

広告塔にすることで売り上げを獲得する

のでなく、

 

スポーツ界では知名度がまだ低く、

異色分野のアスリートを見つけ出し、

競合他社とは一線を画すニッチな

ブランドイメージをローカル発を売りに

確立し、成長してきたのです。

 

この アンダーアーマーの創業者は

会社を立ち上げた時、まだ大学の

アメフト選手だったのです。

 

プランクはフィールドで汗をかくと、

コットン製のシャツが肌に張り付くことに

うんざりしていました。

なのとかならないものかと。

 

そこで汗をかいても、濡れないシャツを

開発するサイドプロジェクトを

始めたのです。


1996年、化学繊維を用いたプロトタイプが

完成します。

 

まさに必要は発明の母ですね。

 

そして、大学を卒業すると

サイドプロジェクトはアンダーアーマー

として知られるビジネスとなったのです。

 

当初は祖母の家の地下室が拠点だったよう

ですが、プランクNFL選手に直接製品を

送り、それが同社の成功につながったのです。

 

ここ最近、伸び悩んでいるようですが

同社の雑草魂で再び、業界1位の

NIKEに迫る勢いをとり戻してもらいたい

ものです。