企業のカーシェア利用がかなり増えているようだという話
複数の人が同じ自動車を使う
カーシェアリングで、最近企業による
利用がかなり増えているようです。
レンタカーなどより使い勝手が良く、
効率よく営業地域を回れて、
収益の向上に貢献しているのです。
自転車だと遠く、電車では遠回りになる
地域に行く際にはカーシェアリングは
好都合なのです。
カーシェアは会員登録すれば24時間
いつでも使えるので自由に使うことが
できます。
使い方は、車をネットで予約後、
専用カードをかざして車のドアを解錠します。
料金は最低でも6時間分を取るレンタカーと
違い、10~15分単位で設定でき、
ここが非常に便利なのですね。
例えば、カーシェアリング・ジャパンの
料金は、コンパクトクラスでガソリン代を
含め10分130円で、6時間パックだと3800円
です。
ある企業は、月4万5千円程度でカーリース
より1割程度安く、コストパフォーマンスは
大きいということで利用しているようです。
自社保有の場合、120万円の車両を購入し
都内で5年間保有すると、保険や税金、
駐車場代などで月7万~8万円程度かかるので
だいぶ違いますよね。
車を借り上げるカーリースでも同6万~7万円
程度もかかるので、頻繁に利用しないなら
カーシェアの方が断然安いのです。
また、新幹線駅付近では出張者の
カーシェア利用が増えていて、
電車と併用する「レール&カーシェア」と
いう使い方が増えているようです。
例えば、月5回ほど都内から静岡県に
新幹線で行き、駅前からカーシェアという
感じです。
そうすることで、以前は社用車を運転し
3時間以上かかっていたのが、1時間半前後
まで短くなったのです。
時間だけでなく、身体的な負担も減り
業務の効率が上がると利用者の評判も
いいのです。
タイムズ24の調査ではカーシェアで
「コスト削減」と「業務効率の変化」を
実感した企業はともに約7割に上った
そうです。
このカーシェア利用は、これからも
様々な企業で導入が進みそうですね。