働くことのあれこれを綴るブログ

働き方改革やら労働問題に関わるコトなどについて書き綴ります

バケレンという宿泊スタイルが流行ってきている件

バケレンて聞いたことありますか?

私は知りませんでした。

 

バケレンとは、他人の別荘やコンドミニマム

などに滞在することのようです。

 

古くから別荘文化が根付いていて、

休暇が長い欧米ではこうしたスタイルが

好まれていますが、日本でもじわじわ

広がりつつあるようです。

 

旅行サイト一休でこういった物件を

紹介したところ年々泊まりたいや

貸したいといった声が増え、

18年4月~19年3月の取扱高をみると、

前年同期の2倍になったそうです。

 

一休がこのサービスを始めるにあたり、

別荘の稼働率を調べたところ、

 

年間50日ほどしか使ってなく、

それ以外の315日ほどは使っていないこと

がわかり、

 

使っていない別荘をうまく活用することが

できれば、事業として成立するのではないか

との思いからスタートしたということです。

 

また、空き家問題にも着目し、

空き家がどんどん増えている中で、

古民家再生も進んでいて

 

古民家を再生すれば、そこに宿泊することができるのではないかとの考えもあったと。

 

ちょうどそのころ、民泊の動きが

広まりつつあり、民泊とはグレードの違う

 

イクラスのカテゴリーとして、

新たに定義すれば、これまでになかった

市場を生み出すことができるのではないかと

考えたのですね。


ここに、民泊とバケレンの違いが

あるようです。

 

ざっくりわけると、バケレンは

セカンドハウスを貸しているケースが多く、

民泊は住まいを貸していることが多いと

いう感じですね。

 

ということもあって、

バケレンには生活感のない施設が多く、

民泊は生活感が残っているところが多い

というわけなのです。

 

生活感のないところはホテルのよう

なのですがバケレンにはホテルのような

レストランなどのサービスがないところが

違うようです。

 

ホテルよりもいいところは、広さで

 

ホテルの場合、10~30平方メートルの部屋が

多いかと思うのですが、バケレンでは

100~200平方メートルのところが多いのです。

 

もう圧倒的に広いですね。

 

また、ホテルの場合、たくさんの人が

宿泊していますが、バケレンの場合、

基本的に1日1組です。

 

なので、プライベート感が強く

その人の宿泊スタイルに合わせて

過ごすことができそうです。

 

気楽に長期に、また自分流に

過ごしたい人にはとてもいいサービスですね。