働くことのあれこれを綴るブログ

働き方改革やら労働問題に関わるコトなどについて書き綴ります

あなたの県の人口増加率は?という話

日本の人口はこれから

どんどんと減っていきます。

 

厚生労働省が12月24日に2019年の

人口動態統計の年間推計を

発表したところによると、

 

1年間に生まれた子どもの数は

1899年の統計開始以降、

初めて90万人を下回り、

過去最少の86万4000人となったようです。

 

ここまで減ってしまっているのですね。

 

私は第二次ベビーブーム世代なのですが

同世代は200万人以上いたので、受験、就職

といつも大変な状況でした。

 

しかし、私の親の世代の第一次ベビーブーム

世代は同学年が260万人以上というさらに

多い状況だったようです。

 

この世代が、日本の経済右肩上がりの

社会を支えていたといっていいのかも

しれません。

 

数が確実に力となっていたと

思われます。

 

一方、死亡数から出生数を引いた

「自然減」は51万2000人で初めて

50万人を超え、

 

減少幅も過去最大になる見通しで、

人口減は13年連続になるとのことです。

 

年間推計によると、出生数は前年

より約5万4000人減る一方、

 

死亡数は前年より約1万4000人増えて

戦後最大の137万6000人となっています。

 

出産数が減少したのは、

人数の多い団塊ジュニア世代

(1971~74年生まれ)が40代後半になり、

出産期にあたる女性が減ったことが

大きいようです。

 

これからはとにかく減る一方なのです。

 

というのも結婚も前年より約3000組減少し、

58万3000組と戦後最少を更新している

のです。

 

結婚も減っているのであれば

当然人口も減っていきますね。

 

日本のこの流れは

今後さらに加速しそうです。

 

国立社会保障・人口問題研究所の17年の

推計によると、現在は想定より2年も早まり、

少子化のペースが進んでいるそうです。

 

日本全体でみると、少子高齢化による

人口の減少が続いてるという状況なのですが

 

県単位でみると、47都道府県のうち

7つだけは人口が増えていて、


どこかというと、東京都、沖縄県

埼玉県、神奈川県、愛知県、千葉県、

福岡県の7都県です。

 

やはり、大都市は増えている

といった印象ですね。

 

中でも、沖縄県は特別で

出生児数から死亡者数を引いた

「自然増減」が全国で唯一プラスなのに加え、

他の県からの移住者による「社会増減」も

プラスなのです。

 

沖縄県は独自の魅力がある県なので

県外からの居住者が多いのも

うなずけますね。

 

都道府県の人口増加率の一覧を

見てみると

 

全国平均は0.21なので、

9位までの大阪までが

全国平均以上ですね。

 

東北の3県が下位3つに

きているのは何かと

因果関係があるのでしょうか。

 

1位:東京都 0.72%
2位:沖縄県 0.31%
3位:埼玉県 0.28%
4位:神奈川県 0.20%
5位:愛知県 0.16%
6位:千葉県 0.14%
7位:福岡県 0.01%
8位:滋賀県 -0.01%
9位:大阪府 -0.12%
全国平均 -0.21%
10位:京都府 -0.32%
11位:宮城県 -0.33%
12位:兵庫県 -0.34%
13位:石川県 -0.35%
14位:群馬県 -0.39%
15位:広島県 -0.41%
16位:静岡県 -0.44%
17位:三重県 -0.46%
18位:岡山県 -0.47%
19位:熊本県 -0.48%
20位:茨城県 -0.52%
20位:富山県 -0.52%
22位:佐賀県 -0.55%
23位:栃木県 -0.56%
23位:香川県 -0.56%
25位:岐阜県 -0.58%
26位:福井県 -0.59%
27位:長野県 -0.60%
28位:奈良県 -0.63%
29位:北海道 -0.65%
30位:鹿児島県 -0.70%
31位:島根県 -0.71%
31位:山梨県 -0.71%
33位:宮崎県 -0.74%
34位:大分県 -0.75%
35位:鳥取県 -0.84%
36位:山口県 -0.90%
36位:愛媛県 -0.90%
38位:新潟県 -0.92%
39位:福島県 -0.99%
39位:徳島県 -0.99%
39位:長崎県 -0.99%
42位:山形県 -1.04%
43位:高知県 -1.06%
44位:和歌山県 -1.08%
45位:岩手県 -1.12%
46位:青森県 -1.22%
47位:秋田県 -1.47%

 

あなたの県の人口増加率は、

どれぐらいだったでしょうか?