居酒屋が定食屋に業態変更し始めたぞという話
新型コロナウイルスの感染拡大の
影響で、消費者の生活様式が
大きく変わるんじゃないか
と言われていましたが、
それを見込み居酒屋チェーン
「塚田農場」などを運営する
エー・ピーカンパニーが新たに
食堂業態を立ち上げるようです。
居酒屋はかなり落ち込みましたからね。
自粛など頻繁に起きたらもうじっくり
酒を飲むなんてことはほとんどなくなり
経営が成り立たなくなってくるでしょうね。
その点、定食屋なら昼間のお客さんを
見込めるだろうし、テイクアウトで
弁当なども出せますしね。
こういった動きに追随してか、
ワタミは、65店舗を閉店する一方、
唐揚げとたまご焼きの店
「から揚げの天才」を7月までに
24店舗出店するそうです。
テイクアウト比率が90%の業態で
新型コロナウイルスの感染拡大で
巣ごもり需要が高まっていることなどから
店舗展開を加速させる方針だということです。
また、居酒屋業態196店舗を閉店すると
発表した「北海道」や「甘太郎」などを
運営するコロワイドは閉店する予定の店舗を
「コロワイド食堂」として、
ひとり親世帯や経済的に困難な状況にある
学生などに無料で食事と場所を
提供しているのです。
これはかなり太っ腹経営ですね。
ちなみに6月1日~30日までやってるそうです。
これすごいのは、日替わりメニューを
6種類以上も用意し、ドリンクバーも開放し、
感染対策を徹底した上で、場所を提供し
子どもが遊べるスペースまでも
併設しているそうです。
かなり、至れり尽くせりといえますね。
閉店までの店舗を、
有効に活用できるだけでなく、
従業員の雇用にもつながっているのです。
これは神奈川県の「北海道」など
4店舗からスタートし、
今後は10店舗まで増やす予定
ということです。
こういった業態の変更は
今後、いろんな業界で起きてきそうですね。