働くことのあれこれを綴るブログ

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新たな時代のユニークな採用方法

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 先月、経団連の会長やトヨタの社長が相次いで、

 

「終身雇用を続けていくのは難しい」


との発言をしましたが、今や従来型の雇用制度や採用方法ではもうやっていけない

とどこの企業も気づいてきているのでしょう。

 

昔ながらの筆記と面接の新卒一括採用ではなく、ユニークな採用方法を

とっている企業が出てきています。

 

中小企業を支援するメディアHR Force Incの採用情報サイト「採用G」

(2018年11月20日)によると、こんなユニークな採用方法を

とっている企業が紹介されています。

 

1)アサツーディ・ケイの「相棒採用」


相棒候補となる各社員が採用サイト上に登場、インスタグラムのアカウントを持ち、

自分の趣味やプライベート情報を載せる。応募する学生は「この人と働きたい」

と思う社員を指名する。指名された社員が学生の一次選考を行ない。

通過すると、面接のフィードバックを行なう。

面接では学生はリラックスした状態で自分を出すことができる。

 

(2)アソブロックの「コンビ採用」


2人1組でしか応募できず、内定も2人一緒に出す。

コンビ採用の利点は相乗効果だ。優秀な人材なら、採用されようと優秀な

友だちを誘って応募するため、一度に優秀な人材を2人採れる。

 

(3)東急エージェンシーの「留年採用」


留年はよくないとされているが、回り道をしてでも何かに挑戦した

結果ならOKとポジティブに評価。

 

(4)メルカリの「スクショ(スクリーンショット)採用」


ホーム画面には本人のさまざまな個性やセンスが表れているため、

履歴書の代わりにスマホのホーム画面のスクショを提出させる。

 

(5)スターティアの「麻雀採用」


応募学生と社員、プロ雀士が長時間対局を行ない、

順位に応じて面接免除の特典がある。麻雀という遊びゲームを通じて、

面接では表れない性格や人となりを見る。

 

どれもかなりユニークですね。


私が就職活動したころでは考えられない採用方法ばかりです。

 

これからは新卒一括採用よりも、欧米型の中途採用が主流になるとも

いわれています。

 

そうなると新卒だからと簡単に入社できなくなってくるでしょう

 

インターンなどで経験を積んだり学生時代から技術を磨くなどしていないと、

普通の就職すらままならない世の中がもうすぐそこまで来ていると思われます。