働くことのあれこれを綴るブログ

働き方改革やら労働問題に関わるコトなどについて書き綴ります

ロストジェネレーションについて

f:id:hatarakublog:20190629235632j:plain

就職氷河期世代の事について以前

当ブログで書きましたが、
今回はその世代、ロストジェネレーション
と呼ばれてる層について少し書いてみたい
と思います。


年代としては私もそうなのですが、
1970年ごろから1982年ごろまでに
生まれた世代のことをいいます。


団塊ジュニアとも呼ばれていて、
親が団塊の世代なのでやたら数が
多いのです。


このロストジェネレーション世代、
人生の大半がライバルが多く競争だらけ
です。


学生時代は過酷な受験戦争を経験し、
社会に出る頃にはすでにバブルが崩壊です。


そして、そこから長い長い就職氷河期
始まります。


私の頃は就職超氷河期などと
言われていました。


なので多くの同世代は正社員にはなれず、

「とりあえず景気回復まで」と
フリーターや派遣という非正規人生を
歩み始めたのです。


その頃が1990年代ぐらいです。
そこから回復すると思った景気は
まだまだ一向に回復の兆しを見せず、


1997年には山一證券の廃業、
そして拓銀が破綻したりとどんどんと
雲行きが怪しくなってくるのです。


そこから世間はリストラの嵐で、
98年には年間自殺者が初めて3万人を
突破したのです。


ということで、
人生のかなりいろいろな事がある
20代から40過ぎの現在にいたるまで


それまでの世代にはない逆風の社会環境
のなかで過ごしているのです。


失われた20年などともいわれています。


こう見てくるとなんだかかなり悲惨な
恵まれない世代に見えてきますね。


でもこれはある意味、
これだけの環境で生き抜いていると
考えれば、タフな鍛え抜かれた世代だ
とも言えるかもしれません。


というかそう思いたいですね。